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低金利の不動産担保ローン比較21選!諸費用を含めた実質年率での比べ方や選び方も解説

更新日:2026年10月18日
カテゴリ: 法人

不動産を担保に入れれば、無担保のビジネスローンより低い金利で資金を借りられます。そんな低金利の不動産担保ローンですが、「どのページを見ても順位が違う」「表面の金利だけで決めてよいのか分からない」と迷う方も少なくありません。

先に結論を書くと、順位が入れ替わる原因は事務手数料と解約違約金です。この記事では、金利の低い順に並べたノンバンク21社を、金利・限度額・審査スピードで比較して解説します。また、諸費用を含めた実質年率での比べ方と、事業資金に使えるかどうかの見分け方も併せて紹介します。

この記事を読めば、表面の金利ではなく総額で候補を2社まで絞れるようになるので、担保に出せる不動産をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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金利の低い順に並んだページを何本見ても、どの会社が自社に当てはまるのか分からないことがあります。ページごとに順位の付け方が違い、諸費用の扱いも揃っていないためです。

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低金利の不動産担保ローン比較21選

金利の低い会社を探すときは、下限の並びから見ると全体像をつかめます。公式の貸付条件表で条件を確認できたノンバンク21社の金利・限度額・審査スピード・対象を、金利の低い順に以下の表にまとめました。

会社名金利限度額審査スピード対象公式HP
ビジネスパートナー実質年率 年2.50%〜9.50%300万円〜10億円審査結果最短即日・融資実行まで最短5日法人 / 個人事業主(申込時満20歳〜満69歳)ビジネスパートナー公式HP
ファンドワン実質年率 年2.50%〜15.0%300万円〜1億円最短即日融資(午前中の申込)法人のみ(個人事業主は不可)ファンドワン公式HP
アビック年2.98%〜15.0%300万円〜50億円簡易審査最短当日回答・最短2日で融資法人 / 個人事業主 / 個人アビック公式HP
AGビジネスサポート年2.99%〜11.80%(実質年率15.00%以下)100万円〜5億円簡易診断最短1日・申込から最短3日で融資法人 / 個人事業主AGビジネスサポート公式HP
日本保証年3.0%〜18.0%50万円〜10億円審査当日・融資実行は最短3日法人 / 個人事業主日本保証公式HP
大手町フィナンシャル年3.2%〜8.9%(実質年率15.0%以下)100万円〜20億円申込から24時間以内に審査完了・最短翌日で融資法人 / 個人大手町フィナンシャル公式HP
セゾンファンデックス変動 年3.4%〜5.2% / 固定 年4.5%〜9.9%(実質年率15.0%以内)100万円〜5億円(1都3県以外は500万円〜)事前審査最短即日・書類提出から最短3営業日で条件提示法人 / 個人事業主セゾンファンデックス公式HP
トラストホールディングス年3.45%〜7.45%(実質年率15.0%以内)100万円〜10億円最短即日融資(当日午前中の申込)・基本は申込から3営業日個人 / 法人トラストホールディングス公式HP
つばさコーポレーション年3.8%〜7.8%(実質年率15.00%以下)50万円〜5億円最短即日個人 / 法人 / 個人事業主つばさコーポレーション公式HP
丸の内AMS年3.8%〜(実質年率15.0%以下)500万円〜5億円最短2日満20歳以上の個人 / 法人丸の内AMS公式HP
アサックス年3.90%〜8.76%(固定)300万円〜10億円簡易審査最短1日・申込から最短3日で融資個人 / 法人 / 個人事業主アサックス公式HP
SBIエステートファイナンス年3.95%〜8.05%(変動・実質年率15.00%以下)300万円〜10億円仮審査最短即日・申込から最短翌日で融資個人 / 法人(不動産事業者を含む)SBIエステートファイナンス公式HP
日宝年4.0%〜9.9%50万円〜5億円非公開法人 / 個人事業主日宝公式HP
岡村商事年4.0%〜9.8%(実質年率14.95%以下)1億円まで原則即日回答・最短2日で契約法人 / 個人事業主岡村商事公式HP
アイアイ年4.0%〜15.0%5億円まで審査回答は最短即日法人 / 個人事業主アイアイ公式HP
L&Fアセットファイナンス年4.39%〜8.95%1,000万円〜5億円仮審査結果は2営業日以内・正式申込から最短1週間で融資(枠の設定後は最短当日に出金可能)個人 / 法人 / 個人事業主L&Fアセットファイナンス公式HP
マテリアライズ年5.0%〜15.0%(実質年率15.0%以下)100万円〜1億円即日審査・最短翌日で融資公式記載なしマテリアライズ公式HP
三鷹産業年5.00%〜15.00%50万円〜1億円最短24時間以内法人 / 自営業者 / 勤労者(定期収入あり)三鷹産業公式HP
デイリーキャッシング実質年率 年5.2%〜13.0%200万円〜8,000万円最短30分で審査・即日融資が可能な場合あり不動産を所有している方(年齢制限なし)デイリーキャッシング公式HP
MRF年6.0%〜15.0%50万円〜3億円仮審査最短即日・融資実行は最短3日法人 / 個人事業主MRF公式HP
ジャパントラストファンド年6.8%〜12.0%(実質年率20.0%以内)100万円〜5億円原則即日回答・最短翌日で融資個人 / 法人 / 不動産業者ジャパントラストファンド公式HP

1社ずつ詳しく見ていきましょう。

ビジネスパートナー

引用元:ビジネスパートナー公式HP
  • 第三者からの担保提供に対応
  • 事務手数料と担保調査料が不要
  • 限度額の範囲で繰り返し借りられる

ビジネスパートナーは、資金使途を事業用に絞る不動産担保目的ローンと、使途を限定しない不動産担保フリーローンの2本立てで商品を組んでいます。目的ローンの実質年率は2.50%から9.50%で金額は300万円から10億円、フリーローンは2.50%から15.0%で100万円から10億円です。

目的ローンは上限も9.50%で10%を下回るため、審査の結果が上限寄りになっても総額の見込みを立てられます。対象は法人と個人事業主で、申込時の年齢は満20歳から満69歳までです。

さらに、事務手数料と担保調査料はかからず、繰上返済の手数料も無料です。金利以外の費用がかからない分、利率と実際の負担の差を縮められます。運転資金や設備資金を事業用の枠で借りたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利実質年率 年2.50%〜9.50%
限度額300万円〜10億円
審査スピード審査結果最短即日・融資実行まで最短5日
担保・保証人土地建物に根抵当権を設定(登記順位不問)・保証人は原則不要(法人は代表者の連帯保証)
対象法人 / 個人事業主(申込時満20歳〜満69歳)
申込方法Web(PC・モバイルサイト)・電話(平日9:30〜18:00)
公式HPビジネスパートナー公式HP

ファンドワン

引用元:ファンドワン公式HP
  • 売掛債権担保と手形割引も扱う
  • 午前中の申込で最短即日融資
  • 全国どこからでも利用できる

ファンドワンの不動産担保ローンは、実質年率が年2.50%から年15.0%、金額は300万円から1億円までです。申込対象は法人のみで、個人事業主は申し込めません。

ただし、下限は年2.50%でも同じ商品の上限は年15.0%まで開いており、適用される率は審査で決まります。そのため、総額を試算するときは上限の率で計算するのがおすすめです。

また、不動産担保のほかに売掛債権担保や商業手形割引も扱っているため、担保の種類を変えた相談にも応じています。

午前中に申し込めば最短即日で融資を受けられますが、返済期間は公表していないので、期日が決まっている資金なら返済期間の見込みを最初に聞いておきましょう。低い下限から交渉したい法人が検討しやすい1社です。

項目内容
金利実質年率 年2.50%〜15.0%
限度額300万円〜1億円
審査スピード最短即日融資(午前中の申込)
担保・保証人不動産担保(保証人は公式記載なし)
対象法人のみ(個人事業主は不可)
申込方法Web申込フォーム・電話
公式HPファンドワン公式HP

アビック

引用元:アビック公式HP
  • 1973年の創業で全国に対応
  • 限度額は50億円まで
  • 仮審査から融資まで費用なし

アビックは1973年の創業で、全国の物件を扱います。金利は年2.98%から年15.0%、金額は300万円から50億円で、簡易審査は最短当日に回答があり、融資までは最短2日です。

申込対象は法人・個人事業主・個人の3つで、事業者と個人のどちらの相談にも応じます。また、仮審査から融資の実行までに費用はかかりません。

一方で、実質年率の上限と返済期間は非公開です。繰上げ返済の手数料も無料で、全国の不動産が対象ですが、一部に取り扱いできないエリアがあります。

金利は年15.0%まで開いているため、適用される利率の目安と、物件の所在地が対象に入るかは、簡易審査の段階で聞いておきましょう。大型の物件を担保に低い下限から交渉したい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年2.98%〜15.0%
限度額300万円〜50億円
審査スピード簡易審査最短当日回答・最短2日で融資
担保・保証人不動産全般・保証人をお願いする場合あり
対象法人 / 個人事業主 / 個人
申込方法Web・電話
公式HPアビック公式HP

AGビジネスサポート

引用元:AGビジネスサポート公式HP
  • アイフルグループの事業者向け専業
  • 抵当順位は不問
  • 簡易診断は最短1日

AGビジネスサポートの不動産担保ビジネスローンは、法人と個人事業主が対象です。金利は年2.99%から年11.80%で、事務手数料などを含めた実質年率は15.00%以下です。

事務手数料率の上限を3.00%と公表しているため、諸費用がいくらまでかかるのかを申込前に把握できます。例えば同じ4,000万円を借りる場合、率が3.00%と5.00%では手数料の差が80万円です。

土地・建物に(根)抵当権を設定し、抵当順位は問いません。支払期日前に返済すると元金の2.00%の早期返済違約金がかかるので、繰上返済を前提に組むなら返済計画を先に固めましょう。諸費用まで含めて負担を抑えたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年2.99%〜11.80%(実質年率15.00%以下)
限度額100万円〜5億円
審査スピード簡易診断最短1日・申込から最短3日で融資
担保・保証人土地建物(抵当順位不問)・保証人は原則不要(法人は代表者の連帯保証)
対象法人 / 個人事業主
申込方法Web・電話
公式HPAGビジネスサポート公式HP

日本保証

引用元:日本保証公式HP
  • 融資額は50万円〜10億円
  • 融資実行は最短3日
  • 事業者向けの不動産担保商品

日本保証は、法人と個人事業主を対象に、不動産を担保にした融資を全国で扱います。金利は年3.0%から年18.0%、金額は50万円から10億円で、審査の回答は当日、融資の実行は最短3日です。

ただし、下限の年3.0%に対して上限は年18.0%まであり、提示される条件は担保の評価と返済の計画で決まります。実質年率の上限と事務手数料率は非公開です。

審査の回答が当日でも融資の実行までは最短3日かかるため、入金の期日に間に合うよう早めに申し込みましょう。50万円の小口から10億円まで同じ窓口で相談したい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年3.0%〜18.0%
限度額50万円〜10億円
審査スピード審査当日・融資実行は最短3日
担保・保証人不動産担保(保証人の扱いは非公開)
対象法人 / 個人事業主
申込方法非公開
公式HP日本保証公式HP

大手町フィナンシャル

引用元:大手町フィナンシャル公式HP
  • 限度額は最大20億円
  • 審査完了後は最短翌日に融資
  • 宅地建物取引士が在籍

大手町フィナンシャルは、法人向けと個人向けの両方で不動産担保の融資を扱います。金利は年3.2%から年8.9%、金額は100万円から20億円で、融資は審査完了後の最短翌日です。

上限が年8.9%と10%を下回るため、審査の結果が上限寄りになっても総額を申込前に計算できます。また、社内には貸金業務取扱主任者と宅地建物取引士が在籍しています。

実質年率の上限・事務手数料・返済期間・対応エリアは非公開です。最短翌日の融資は書類が揃っている場合の日数なので、登記事項証明書と納税証明書を先に手配しておきましょう。上限の利率まで分かる会社で大口を借りたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年3.2%〜8.9%(実質年率15.0%以下)
限度額100万円〜20億円
審査スピード申込から24時間以内に審査完了・最短翌日で融資
担保・保証人不動産担保
対象法人 / 個人
申込方法電話・Webフォーム・メール
公式HP大手町フィナンシャル公式HP

セゾンファンデックス

引用元:セゾンファンデックス公式HP
  • クレディセゾンのグループ会社
  • 担保権の順位を問わない
  • 事前審査は最短即日で回答

セゾンファンデックスは、東証プライムに上場するクレディセゾンが100%出資するグループ会社です。事業者向け不動産担保ローンは100万円(1都3県以外は500万円)から5億円、変動金利は年3.4%から年5.2%、固定金利は年4.5%から年9.9%で、実質年率は15.0%以内です。

変動金利は、融資実行月の3ヶ月前の月末に適用される短期プライムレートに1.275%から3.075%を上乗せする形で決まります。金利タイプが決まるのは審査のあとなので、申込の段階で固定と変動の両方の条件を聞いておくと比べやすくなります。

利用目的には運転資金・設備投資・開業資金・納税資金・ローンの組換えが並び、一部繰上返済の手数料は無料です。一括で返す場合は返済元金の3.0%以内の中途解約手数料がかかるため、繰上返済の予定があれば申込時に伝えておきましょう。変動金利の振れ幅が狭い商品を選びたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利変動 年3.4%〜5.2% / 固定 年4.5%〜9.9%(実質年率15.0%以内)
限度額100万円〜5億円(1都3県以外は500万円〜)
審査スピード事前審査最短即日・書類提出から最短3営業日で条件提示
担保・保証人法人・代表者・その親族が所有する不動産(担保権の順位は問わない)・保証人は原則不要(法人は代表者の連帯保証)
対象法人 / 個人事業主
申込方法Web・電話
公式HPセゾンファンデックス公式HP

トラストホールディングス

引用元:トラストホールディングス公式HP
  • 全国どこでも出張査定に対応
  • 借地権と共有持分も相談できる
  • 融資期間は1ヶ月〜30年

トラストホールディングスの不動産担保ローンは、金利が年3.45%から年7.45%、金額は100万円から10億円で、融資期間は1ヶ月から30年です。10億円を超える相談にも応じ、最短即日の融資に対応しています。

上限が年7.45%に収まりながら10億円まで融資しているため、長期の借り換えでも総額を先に計算できます。決済日が決まっているつなぎ資金に使えるのも特徴です。

全国に対応する一方で、取り扱えない地域があり、出張費がかかる場合もあります。借地権や底地権、共有持分、第二抵当以下の物件を担保にしたい場合も、物件の所在地と出張費の有無を最初の相談で確かめておきましょう。上限の低さと期間の自由度を両立させたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年3.45%〜7.45%(実質年率15.0%以内)
限度額100万円〜10億円
審査スピード最短即日融資(当日午前中の申込)・基本は申込から3営業日
担保・保証人不動産担保
対象個人 / 法人
申込方法Web・電話
公式HPトラストホールディングス公式HP

つばさコーポレーション

引用元:つばさコーポレーション公式HP
  • 用途別に5種類の商品を揃える
  • 優遇プランは年3.8%〜7.8%
  • 独自の査定手法で査定する

つばさコーポレーションの不動産スーパーサポートローンは、個人・個人事業主・法人が対象です。金利は年3.8%から年7.8%、金額は50万円から5億円で、実質年率は年15.00%以下、融資期間は最長30年です。

上限が年7.8%で下限との幅も4ポイントに収まるため、条件が上限寄りでも返済額の見込みを立てられます。また、50万円から申し込めるので、小口の資金でも同じ条件で相談できます。

融資事務手数料は0%から5.00%、解約違約金は返済元金の0%から5.00%で、金額は審査の結果次第です。抵当順位を問わず第2順位以下も扱うほか、赤字決算や債務超過でも事業の継続性と事業計画で判断します。金利と諸費用の両方を抑えたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年3.8%〜7.8%(実質年率15.00%以下)
限度額50万円〜5億円
審査スピード最短即日
担保・保証人不動産・連帯保証人は原則不要
対象個人 / 法人 / 個人事業主
申込方法Web・電話・FAX
公式HPつばさコーポレーション公式HP

丸の内AMS

引用元:丸の内AMS公式HP
  • 対応は一都三県
  • 共有名義と共有持分も扱う
  • 最短2日で融資

丸の内AMSは2001年の創業で、不動産に特化した融資を扱います。金額は500万円から5億円、金利は年3.8%からで、融資までは最短2日です。

決算内容と社歴を問わない方針を掲げ、共有名義や共有持分の物件でも融資に応じます。融資の相談・査定・審査は無料で、申込は20歳以上が対象で、連帯保証人も基本はいりません。ただし、法人の代表者は連帯保証が必要な場合があります。

対応エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一都三県です。金利の上限と返済期間は公表しておらず、適用される条件が決まるのは審査のあとです。そのため、まずは査定を受けて、借りられる金額と利率の目安を確かめましょう。下限の低さを一都三県の物件で生かしたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年3.8%〜(実質年率15.0%以下)
限度額500万円〜5億円
審査スピード最短2日
担保・保証人不動産担保・連帯保証人は基本不要(法人代表者は連帯保証の場合あり)
対象満20歳以上の個人 / 法人
申込方法Web・電話
公式HP丸の内AMS公式HP

アサックス

引用元:アサックス公式HP
  • 東証スタンダード上場
  • 固定金利は年3.90%〜8.76%
  • 第二抵当以下の融資実績を公表

アサックスは、東証スタンダードに上場し、不動産担保ローンを専業で手がけています。公式HPで公開している条件は、固定金利が年3.90%から8.76%、融資金額が300万円から10億円、融資期間が3ヶ月から35年です。

新設法人で実績が乏しく金融機関に断られたケースや、リスケジュール中に追加の運転資金を調達したケースでも、融資した実績があります。決算の内容だけで判断しないため、銀行に断られた直後でも相談できます。

簡易審査は最短1日、申込から融資までは最短3日です。融資取扱手数料と登記費用が別途かかるので、金利以外の負担も申込前に確認しておきましょう。上場企業としての情報開示と低金利の両方を重視したい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年3.90%〜8.76%(固定)
限度額300万円〜10億円
審査スピード簡易審査最短1日・申込から最短3日で融資
担保・保証人不動産担保(担保順位の制限なし)
対象個人 / 法人 / 個人事業主
申込方法Web・電話
公式HPアサックス公式HP

SBIエステートファイナンス

引用元:SBIエステートファイナンス公式HP
  • SBIグループの専業会社
  • 借地権付き建物の融資事例を公表
  • 仮審査は最短即日

SBIエステートファイナンスの不動産担保ローンは、変動金利で年3.95%から年8.05%、実質年率は15.00%以下です。金額は300万円から10億円、返済期間は1年から35年で、仮審査は最短即日に回答があります。

変動金利は短期プライムレートに1.575%から5.675%を上乗せする形で決まり、この数字は2026年10月1日時点のものです。また、銀行では扱いの難しい不動産でも融資の事例があり、借地権付き建物・築古の収益用不動産・旧耐震マンションを例に挙げています。

取扱地域は関東1都3県と関西2府4県で、この範囲の外にある物件は対象外です。連帯保証人が必要になる場合もあるので、登記事項証明書を用意して、借りられる金額と保証人の要否を先に確かめましょう。上限が10%を下回る条件で築古の物件を担保にしたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年3.95%〜8.05%(変動・実質年率15.00%以下)
限度額300万円〜10億円
審査スピード仮審査最短即日・申込から最短翌日で融資
担保・保証人不動産担保・連帯保証人が必要な場合あり
対象個人 / 法人(不動産事業者を含む)
申込方法Web・電話
公式HPSBIエステートファイナンス公式HP

日宝

引用元:日宝公式HP
  • 金利は年4.0%〜9.9%
  • 融資額は50万円から5億円まで
  • 法人と個人事業主が申し込める

日宝は、不動産を担保にした融資を全国で扱う貸金業者です。金利は年4.0%から年9.9%、金額は50万円から5億円で、申込対象は法人と個人事業主です。

上限の年9.9%が10%を下回り、金利の振れ幅は6ポイントほどに収まります。融資額の下限が50万円と低く、上限は5億円まで開いているため、小口の運転資金から大口の設備資金までを同じ窓口で相談できます。

返済期間と融資までの日数、実質年率の上限と事務手数料率は非公開です。希望する返済年数と入金の期日を先に伝えると、条件の見込みが早く分かります。上限まで10%を下回る条件で小口から借りたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年4.0%〜9.9%
限度額50万円〜5億円
審査スピード非公開
担保・保証人不動産担保(保証人の扱いは非公開)
対象法人 / 個人事業主
申込方法メール・電話
公式HP日宝公式HP

岡村商事

引用元:岡村商事公式HP
  • 実質年率は14.95%以下
  • 返済は最長25年・300回
  • 保証人は原則不要

岡村商事は、法人と個人事業主を対象に、不動産を担保にした融資を扱います。金利は年4.0%から年9.8%、事務手数料や調査料を含めた実質年率は14.95%以下で、金額は1億円までです。

事務手数料は0%から3%に消費税を加えた額までで、実質年率の上限も公表しているため、諸費用を含めて最大いくらかかるのかが申込前に分かります。返済回数は12回から300回で、最長25年まで組めます。

なお、保証人は原則として不要です。融資までの日数と対応エリアは非公開なので、入金の期日と物件の所在地は最初の相談で伝えておきましょう。諸費用の上限まで公開している会社で長期の借入を組みたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年4.0%〜9.8%(実質年率14.95%以下)
限度額1億円まで
審査スピード原則即日回答・最短2日で契約
担保・保証人宅地・建物・分譲マンション・賃貸不動産・保証人は原則不要
対象法人 / 個人事業主
申込方法Webのお試し審査・電話
公式HP岡村商事公式HP

アイアイ

引用元:アイアイ公式HP
  • 融資額は5億円まで
  • 審査の回答は最短即日
  • 東京と大阪の2拠点で全国を対象

アイアイは東京と大阪に拠点を置き、法人と個人事業主に向けて不動産を担保にした融資を扱います。金額は5億円まで、金利は年4.0%から年15.0%で、保証人は原則として不要です。

下限は年4.0%ですが上限は年15.0%まであり、実質年率の上限と事務手数料率は公表していません。担保にする不動産の評価が審査の中心で、回答は最短即日です。

融資の実行は担保の評価と契約を終えたあとになるため、期日が近い場合は評価にかかる日数も含めて申込日を決めましょう。また、拠点が2か所なので、物件の所在地によって現地の確認にかかる日数も変わります。保証人を立てずに担保だけで組みたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年4.0%〜15.0%
限度額5億円まで
審査スピード審査回答は最短即日
担保・保証人不動産担保(原則保証人なし)
対象法人 / 個人事業主
申込方法非公開
公式HPアイアイ公式HP

L&Fアセットファイナンス

引用元:L&Fアセットファイナンス公式HP
  • 枠を先に確保して借りられる
  • 毎月の支払いは利息分のみ
  • 枠の設定後は最短当日

L&Fアセットファイナンスは、住宅ローンやアパートローンも扱う不動産金融の専業会社です。不動産担保ローンは融資枠型で、金利は年4.39%から年8.95%、枠は1,000万円から5億円までです。

事務手数料と解約違約金がかからないため、金利以外の費用で総額が膨らみません。さらに、上限も年8.95%と10%を下回るので、表面の金利と実際の負担の差を小さく抑えられます。

枠を先に作っておけば、必要なときに必要な額だけを引き出せるのが特徴です。毎月の支払いは利息分だけで元金は資金に余裕があるときに返すため、仕入や修繕の時期が読みにくい事業でも月々の負担を抑えられます。

契約期間は3年で、再審査を経て更改します。枠の設定後は最短当日に出金できる一方、仮審査の結果は2営業日以内で、正式申込から融資までは最短1週間です。金利以外の費用を抑えて枠を確保したい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年4.39%〜8.95%
限度額1,000万円〜5億円
審査スピード仮審査結果は2営業日以内・正式申込から最短1週間で融資(枠の設定後は最短当日に出金可能)
担保・保証人不動産担保
対象個人 / 法人 / 個人事業主
申込方法ネット・フリーダイヤル・店舗
公式HPL&Fアセットファイナンス公式HP

マテリアライズ

引用元:マテリアライズ公式HP
  • 名義変更前の物件にも対応
  • 諸費用は融資金から差し引く
  • 最短翌日で融資

マテリアライズの不動産担保ローンは、100万円から1億円まで、年5.0%から年15.0%で、実質年率は年15.0%以下です。事務手数料は融資金額の0%から5.0%、解約手数料は残元金の0%から5.0%、遅延損害金は年20.0%です。

返済方式は元金一括・元利均等・元金均等・自由返済から選べて、期間は1ヶ月から20年まで組めます。諸費用は融資金から差し引くため、手元に現金がなくても契約まで進められる点も特徴です。

審査は即日で、最短翌日の融資に対応し、二番抵当・三番抵当の相談にも応じています。事務手数料と解約手数料はどちらも上限が5.0%なので、総額は上限の率で試算しておくのがおすすめです。

また、全国対応ですが市区町村によって扱えない地域もあるため、物件の所在地は最初に伝えておきましょう。担保の条件が整いにくい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年5.0%〜15.0%(実質年率15.0%以下)
限度額100万円〜1億円
審査スピード即日審査・最短翌日で融資
担保・保証人不動産担保
対象公式記載なし
申込方法電話・メールフォーム・LINE
公式HPマテリアライズ公式HP

三鷹産業

引用元:三鷹産業公式HP
  • 最短24時間以内の融資に対応
  • ビジネスローンと手形割引も扱う
  • 限度額は1億円まで

三鷹産業は、法人と自営業者、定期収入のある勤労者に向けて、50万円から1億円まで年5.00%から年15.00%で資金を貸し出しています。最短24時間以内の融資に対応し、不動産担保ローンのほかにビジネスローンと手形割引も扱っています。

対応エリアは関西一円で、大阪・京都・兵庫などに物件を持つ事業者が対象です。なお、実質年率の上限と事務手数料率は公表していません。

ただし、上限は年15.00%まであるので、速さだけで決めず、返済額を試算してから申し込みましょう。関西で期日が迫っている事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年5.00%〜15.00%
限度額50万円〜1億円
審査スピード最短24時間以内
担保・保証人不動産担保・法人は代表者の連帯保証が必要
対象法人 / 自営業者 / 勤労者(定期収入あり)
申込方法電話・Web・FAX・メール
公式HP三鷹産業公式HP

デイリーキャッシング

引用元:デイリーキャッシング公式HP
  • 年齢制限なく申し込める
  • 審査は最短30分
  • フリーローンも同じ窓口

デイリーキャッシングの不動産担保ローンは、不動産を所有している方が対象です。金額は200万円から8,000万円、実質年率は年5.2%から年13.0%で、返済は36回から360回、最長30年まで組めます。

年齢制限がないため、完済時の年齢で他社の対象から外れた場合でも申込の対象です。審査は最短30分で終わり、即日の融資に進む場合もあります。また、保証人も原則としていりません。

必要書類は免許証・納税証明書・登記簿謄本などで、登記簿謄本の取得には日数が必要です。実質年率の上限と事務手数料は非公開なので、見積りには率と金額の両方を書いてもらうのがおすすめです。

なお、同社の名を騙る業者への注意喚起も出ているため、電話をかけ直す前に連絡先の番号を確かめましょう。8,000万円までのローンを30年で組みたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利実質年率 年5.2%〜13.0%
限度額200万円〜8,000万円
審査スピード最短30分で審査・即日融資が可能な場合あり
担保・保証人不動産・保証人は原則不要
対象不動産を所有している方(年齢制限なし)
申込方法Web・電話・来店
公式HPデイリーキャッシング公式HP

MRF

引用元:MRF公式HP
  • 全国10支店を展開
  • 元金据置プランがある
  • 融資実行は最短3日

MRFは福岡市中央区に本社を置き、東京・東京北・大阪・神戸・広島・北九州・福岡・博多・熊本・鹿児島の10支店を持ちます。法人と個人事業主が対象で、金利は年6.0%から年15.0%、金額は50万円から3億円です。

商品はオーダーメイドプランが50万円から3億円、長期間元金据置プランが100万円から3億円です。元金の据置を選べば、元金の返済を始めるまで時間を置けます。

仮審査は最短即日で、融資の実行は最短3日です。営業の中心は西日本です。連帯保証人は原則としていりませんが、法人の場合は代表者の連帯保証が付くこともあります。西日本に物件を持ち、元金の据置で資金繰りを組みたい事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年6.0%〜15.0%
限度額50万円〜3億円
審査スピード仮審査最短即日・融資実行は最短3日
担保・保証人土地建物に根抵当権を設定・連帯保証人は原則不要
対象法人 / 個人事業主
申込方法非公開
公式HPMRF公式HP

ジャパントラストファンド

引用元:ジャパントラストファンド公式HP
  • 不動産業者も申込対象
  • 回答は原則即日
  • 融資額は100万円〜5億円

ジャパントラストファンドは、個人・法人・不動産業者を対象に、不動産を担保にした融資を扱います。金利は年6.8%から年12.0%、金額は100万円から5億円で、申込への回答は原則即日、融資は最短翌日です。

表面の金利は上限が年12.0%で止まり、下限との幅も5ポイントほどです。不動産業者を申込対象に挙げているため、物件の仕入れや決済に合わせた資金にも使えます。

ただし、諸費用を含めた実質年率は20.0%以内まで開いている点に注意が必要です。見積りは事務手数料や調査料まで含めた金額で受け取り、他社の提示と同じ条件に揃えてから比べましょう。物件の決済日が先に決まっている事業者が検討しやすい1社です。

項目内容
金利年6.8%〜12.0%(実質年率20.0%以内)
限度額100万円〜5億円
審査スピード原則即日回答・最短翌日で融資
担保・保証人不動産担保(保証人の扱いは非公開)
対象個人 / 法人 / 不動産業者
申込方法電話・FAX・メール・申込フォーム
公式HPジャパントラストファンド公式HP

このように、金利の下限が低い会社と上限が低い会社は一致せず、必要な金額と時期によって残る候補が変わります。「4,000万円を来月の引き渡しまでに用意したい」「金利は下げたいが審査に3ヶ月は待てない」「いくらまで担保評価が付くのか見当がつかない」という方は、ビジネスローン比較総研の無料診断を使ってみてください。

無料診断は、借りたい額と入金が必要な日の2つを選ぶところから始まります。金額と期日で先に候補を絞れるので、21社の貸付条件表を1枚ずつ開く前に試すと手早く比べられます。

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低金利の不動産担保ローンの選び方

不動産担保ローンは、金利が1ポイント低くても、手数料の率が高ければ総額が高くなることもあります。そのため、比べる基準を揃えることで、自社にとって負担の少ない会社が分かります。

低金利の不動産担保ローンの選び方は、以下のとおりです。

  • 表面金利ではなく実質年率で選ぶ
  • 事務手数料率で選ぶ
  • 解約違約金の有無で選ぶ
  • 返済期間の長さで選ぶ
  • 抵当順位の扱いで選ぶ

比較項目を順番に確認していきましょう。

表面金利ではなく実質年率で選ぶ

実質年率は、事務手数料や調査料を含めて年率に換算した数字です。表面の金利が1ポイント低くても、事務手数料が5.00%かかれば、短い期間の借入では総額が逆転することも少なくありません。そのため、会社を比べるときは実質年率に揃えてから比較検討するのがおすすめです。

計算の手順は3つです。借入額と借入期間を仮に決め、事務手数料率を上限で当てはめてから、その条件で総額を出します。3社分を同じ条件で計算すると、表面の金利の並びとは違う順番になる場合があります。

また、実質年率の上限を公表している会社もあり、岡村商事は14.95%以下です。AGビジネスサポートとつばさコーポレーションは15.00%以下、セゾンファンデックスとマテリアライズは15.0%以内です。上限が分かる会社なら、審査の結果が上限寄りになっても総額の見込みが外れません。

事務手数料率で選ぶ

公式HPで融資事務手数料率を示しているのは4社です。AGビジネスサポートは0%から3.00%で、岡村商事は0%から3%に別途消費税が加わります。つばさコーポレーションは0%から5.00%、マテリアライズは0%から5.0%です。

一方で、ビジネスパートナーは事務手数料と担保調査料がかからず、L&Fアセットファイナンスも事務手数料が不要です。

セゾンファンデックスやアサックス、デイリーキャッシングを含む残りの会社は、事務手数料率を非公開にしています。同じ4,000万円を借りる場合でも、手数料率が3.00%と5.00%では差が80万円になります。手数料の率だけで、金利1ポイント分の利息に並ぶ金額になることも少なくありません。

率の幅が広い会社では、審査の結果が出るまで金額が確定しないため、見積書には手数料の率と金額の両方を書いてもらいましょう。率だけの記載では、実際に差し引かれる金額が分からないからです。

解約違約金の有無で選ぶ

繰上返済や借り換えを考えている場合は、違約金の有無で総額が変わります。セゾンファンデックスは一括返済に返済元金の3.0%以内の中途解約手数料がかかる一方、一部繰上返済の手数料は無料です。AGビジネスサポートは支払期日前返済元金の2.00%の早期返済違約金がかかります。

つばさコーポレーションは返済元金の0%から5.00%、マテリアライズは残元金の0%から5.0%を解約時に支払います。一方で、ビジネスパートナーは繰上返済の手数料がかからず、L&Fアセットファイナンスは解約違約金も不要です。

物件の売却や借り換えの予定があるなら、違約金の有無と率を金利より先に確かめましょう。違約金は残元金に率をかけて決まり、借入額が大きいほど金額も膨らむからです。返済を終える予定の時期の残元金に率をかければ、違約金の見込み額が分かります。

返済期間の長さで選ぶ

期間が長いほど毎月の返済額は下がる一方、払う利息の総額は増えます。アサックスは3ヶ月から35年、SBIエステートファイナンスは1年から35年、トラストホールディングスは1ヶ月から30年で、短期と長期のどちらにも対応します。

また、AGビジネスサポートとつばさコーポレーション、デイリーキャッシングは最長30年です。セゾンファンデックスは5年から25年で変動金利の場合は最長35年・420回、マテリアライズは1ヶ月から20年、岡村商事は最長25年で返済回数は12回から300回です。

事業の資金繰りの中で毎月いくらまでなら返済に回せるかを、先に確認しておくことが欠かせません。その金額をもとに返済期間を決めると、借入額の上限も同時に決まります。

抵当順位の扱いで選ぶ

住宅ローンなどの抵当権が先に付いている物件でも、後順位での融資を扱う会社なら相談が可能です。AGビジネスサポートは抵当順位不問、つばさコーポレーションは順位を問わず第2順位以下も扱い、マテリアライズは二番抵当と三番抵当も相談の対象です。

また、セゾンファンデックスは第2順位以下の設定での融資実績と、先順位の借り換えを含む追加融資の実績を公表しています。ビジネスパートナーも、登記順位を問わない商品を扱っています。

相談の前に、先順位の債権者名・設定金額・現在の残債の3つを1枚に書き出しておくのがおすすめです。担保の評価額から先順位の残債を引いた金額が、実際に借りられる上限の目安です。

このように、同じ物件を担保にしても、抵当順位や事業形態、事業歴によって申し込める会社は変わります。「法人名義の物件だが設立から2年しか経っていない」「個人事業主のまま所有している」「前期が赤字で銀行の反応が鈍い」という方は、ビジネスローン比較総研の無料診断を使ってみてください。

無料診断では事業形態と事業歴を選ぶだけで、その条件で対象になる商品のタイプが分かります。申込フォームを開く前に試しておくと、対象になる会社に絞って申し込めます。

>>事業形態と事業歴から探すならビジネスローン比較総研

ビジネスローンの金利相場について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

低金利の不動産担保ローンにおける銀行系とノンバンク系の金利差

金利の順位を見る前に、銀行系とノンバンク系で何が違うのかを知っておくと、候補を絞りやすくなります。銀行系とノンバンク系の金利差として、以下の4つ比較していきます。

  • 銀行系の金利の下限
  • ノンバンク系の金利の下限
  • 実質年率の上限の差
  • 資金使途の範囲の差

それぞれの違いを見ていきましょう。

銀行系の金利の下限

銀行系は金利の下限が低く、金利のランキングでも先頭に並んでいることがよくあります。その代わり、審査の期間が長く、資金使途の確認も細かいのが特徴です。金利の順位を追う前に、資金使途と期日の2つの条件に合うかどうかを確かめることが大切です。

この2点に合わなければ、下限の金利がどれだけ低くても申込先の候補にはなりません。そのため、事業資金を今月中に用意する必要があるなら、ノンバンク系の21社から候補を選ぶのがおすすめです。

ノンバンク系の金利の下限

この記事の21社の下限は、ビジネスパートナーとファンドワンの2.50%です。次にアビックの2.98%、AGビジネスサポートの2.99%が続きます。日本保証が3.0%、大手町フィナンシャルが3.2%、セゾンファンデックスの変動金利が3.4%です。

そして、トラストホールディングスの3.45%、つばさコーポレーションと丸の内AMSの3.8%、アサックスの3.90%、SBIエステートファイナンスの3.95%と続きます。

4%台に入るのは、日宝・岡村商事・アイアイの4.0%とL&Fアセットファイナンスの4.39%です。マテリアライズと三鷹産業が5.0%、デイリーキャッシングが5.2%、MRFが6.0%、ジャパントラストファンドが6.8%と並びます。ただし、下限は審査の結果で決まるため、申し込めば必ず下限が適用されるわけではありません。

そのため、この並びは候補を選ぶ目安として使い、実際の負担は上限の率で試算して、提示された条件と突き合わせることが大切です。

実質年率の上限の差

実際に払う額は、表面の金利の下限ではなく、事務手数料や調査料を含めた実質年率で決まります。ただし、実質年率の上限を公表しているのは、今回の21社では次の会社です。

岡村商事が14.95%以下、AGビジネスサポートとつばさコーポレーションが15.00%以下、セゾンファンデックスが15.0%以内です。マテリアライズは15.0%以下、ジャパントラストファンドは20.0%以内と続きます。アサックスは15.00%以下、トラストホールディングスは15.0%以内、丸の内AMSと大手町フィナンシャルは15.0%以下です。

なお、ファンドワンは、実質年率そのものが年2.50%から年15.0%です。ビジネスパートナーは不動産担保目的ローンが年2.50%から年9.50%、不動産担保フリーローンが年2.50%から年15.0%となります。デイリーキャッシングを含む残りの会社は、実質年率の上限が非公開です。

上限を公表している会社なら、諸費用を含めた負担の上限を申込前に把握できます。非公開の会社に相談するときは、見積書で率と金額を確かめてから比較検討しましょう。

資金使途の範囲の差

銀行系は資金使途の確認が細かく、事業目的で使えない商品も混ざります。例えば東京スター銀行のスター不動産担保ローンは、法人および個人事業主の運転資金や設備資金などの事業目的では利用できません。資金使途も、原則として書面等での確認が必要です。

一方で、セゾンファンデックスは運転資金・設備投資・開業資金・納税資金・ローンの組換えを利用目的に挙げており、アサックスは資金使途が自由です。同じ不動産担保ローンという名前でも、使える範囲は商品によってこれだけ違います。

そのため、商品ページでは金利の欄より先に資金使途の欄を読みましょう。事業目的で使えない商品が上位に混ざり、この1点で候補が半分に減る場合もあるからです。

ノンバンクの不動産担保ビジネスローンについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

低金利の不動産担保ローンの総返済額を押し上げる諸費用

不動産担保ローンには、表面の金利のほかにも、借入時や完済時にかかる費用があります。総返済額を押し上げる諸費用として、以下の4つが挙げられます。

  • 融資事務手数料
  • 解約違約金
  • 抵当権の設定費用
  • 印紙代などの実費

費用ごとに見ていきましょう。

融資事務手数料

融資事務手数料は、借入時に融資額へ率をかけて差し引かれる費用です。AGビジネスサポートは0%から3.00%、つばさコーポレーションは0%から5.00%、マテリアライズは0%から5.0%を公表しています。岡村商事は0%から3%に、別途消費税が加わる形です。

これらの会社は率に幅があるため、審査の結果が出るまで金額は確定しません。例えば4,000万円を借りる場合、手数料が1.00%なら40万円、5.00%なら200万円です。借入額が大きいほど、手数料率の差も広がっていきます。

見積書には手数料率と金額の両方を書いてもらい、総額の試算は上限に近い数字で計算しましょう。なお、ビジネスパートナーとL&Fアセットファイナンスのように、事務手数料がかからない会社もあります。

解約違約金

解約違約金は、期日より早く返す場合にかかる費用です。セゾンファンデックスは一括返済に返済元金の3.0%以内の中途解約手数料、AGビジネスサポートは支払期日前返済元金の2.00%の早期返済違約金がかかります。つばさコーポレーションは返済元金の0%から5.00%、マテリアライズは残元金の0%から5.0%です。

物件の売却や借り換えを予定している場合は、想定している時期の残元金に率をかけて、違約金の金額を先に出しておきましょう。例えば3年後に借り換える前提なら、計算に使うのはその時点の残元金です。

違約金まで含めて比べると、表面の金利が低い会社が必ずしも安いとは限りません。そのため、借入の途中で借り換える予定がある場合は、違約金の欄も金利の欄と同じように確かめることが大切です。

抵当権の設定費用

担保に入れる不動産には(根)抵当権を設定するため、登録免許税と司法書士への報酬が実費でかかります。AGビジネスサポートは土地・建物に(根)抵当権を設定し、セゾンファンデックスは法人・代表者またはその親族が所有する不動産に設定します。

金額は物件と借入額によって変わるため、概算は相談の時点で出してもらうのがおすすめです。司法書士への報酬は事務所ごとに違い、担保に入れる物件の数が増えれば書類も費用も増えていきます。

借入額が決まったら、設定費用を差し引いた手取りの金額を確かめておきましょう。登録免許税と司法書士への報酬が実費で引かれるため、借入額がそのまま手元に残るわけではありません。手取りが必要な額に届かない場合は、借入額そのものを見直すことが大切です。

印紙代などの実費

金銭消費貸借契約書に貼る収入印紙の代金、物件調査料、印鑑証明書や登記事項証明書の取得費用も実費です。1件あたりの金額は小さくても、複数社に同時に相談すると書類の取得費が重なります。

登記事項証明書は1通ずつ取って写しを使い回し、原本が必要な場面だけ追加で取るのがおすすめです。どの会社が原本を求めるのかは、相談の最初に聞いておきましょう。

また、印紙税の額は借入額によって変わるため、契約書に記載する金額が決まった時点で改めて確認するのがおすすめです。借入額からここまでの費用を差し引いた金額が、実際に手元へ残る金額です。

事業資金に使えないことも!低金利の不動産担保ローンの注意点

金利の順位で上位に並ぶ商品の中には、事業目的で使えないものが混ざっていることがあります。事業資金に使えない低金利の不動産担保ローンの注意点は、以下のとおりです。

  • 資金使途の制限を申込前に確かめる
  • 事業者向け商品かどうかを見分ける
  • 書面での資金使途確認に備える

1つずつ確認します。

資金使途の制限を申込前に確かめる

東京スター銀行のスター不動産担保ローンは、法人および個人事業主の運転資金や設備資金などの事業目的では利用できません。そのため、金利の順位で先頭に置かれていても、事業資金を探している場合は候補から外れます。なお、この商品の資金使途は、原則として書面等で確認する決まりです。

資金使途を確かめる場所は、商品ページの資金使途の欄とサポートページの記載の2つです。商品ページに「事業資金は除く」と小さく書いてある場合もあるので、注記まで目を通しましょう。金利を書き写す前に資金使途を確かめ、使える商品だけを残してから金利と諸費用を比べるのがおすすめです。

事業者向け商品かどうかを見分ける

同じ会社でも、個人向けと事業者向けで商品が分かれている場合があります。例えばアサックスは、法人・個人事業者向けと個人向けの2商品を取り扱っています。つばさコーポレーションの不動産スーパーサポートローンは個人・個人事業主・法人が対象で、不動産活用ローンは個人が対象の年4.00%から年15.00%です。

商品名と融資対象者の欄を確認し、自分がどちらの表を見ているのかを確かめましょう。金利だけを抜き出して並べると、個人向けの数字が事業者向けの表に混在する可能性があります。また、比較表を自分で作る場合は、会社名ではなく商品名で列を作ることが大切です。会社名だけの列では、同じ会社の別商品と取り違えやすくなります。

書面での資金使途確認に備える

資金使途を書面で確認する商品では、契約書や請求書、見積書の提出が要ります。用意する書類は使途ごとに違い、設備資金なら発注書と見積書、納税資金なら納税通知書です。申込の前に、何にいくら使うのかを1枚にまとめましょう。

金額と支払先、支払日を並べた紙があれば、追加の質問が来ても即日で返せます。借り換えの場合は、既存借入の返済予定表も添えておくと安心です。残債と毎月の返済額が分かる資料があれば、借り換えたあとの負担まで具体的に相談できます。

無担保のビジネスローンについて詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

低金利の不動産担保ローンに申し込む前の準備

担保物件の書類は法務局や税務署で取り寄せるものが多く、手元に揃うまで日数がかかります。申込日に間に合うよう、早めに準備を始めておきましょう。低金利の不動産担保ローンに申し込む前の準備として、以下の4つが挙げられます。

  • 登記事項証明書を揃える
  • 担保物件の権利関係を整理する
  • 複数社に同じ条件で見積もりを依頼する
  • 資金使途を書面で説明できるようにする

準備の内容を1つずつ見ていきましょう。

登記事項証明書を揃える

デイリーキャッシングは、必要書類に免許証・納税証明書・登記簿謄本などを挙げています。登記事項証明書は法務局の窓口・郵送・オンライン請求のいずれでも取得でき、土地と建物で別々に必要です。

共有名義の場合は共有者全員分の情報が載り、マンションの場合は敷地権の表示も確認が必要となります。また、土地が複数の筆に分かれていれば、その数だけ通数が増えます。

取得にかかる日数を見込んで、申込日の1週間前までには手元に揃えておきましょう。郵送で請求すると往復で日数がかかるため、期日が近い場合は窓口かオンラインで請求するのがおすすめです。

担保物件の権利関係を整理する

先順位の抵当権が付いている場合は、債権者名・設定金額・現在の残債を書き出しておきます。共有名義の物件なら、共有者の同意が必要です。つばさコーポレーションのように、家族と共有の不動産を担保にした融資や、相続予定の不動産の扱いに応じる会社もあります。

権利関係を整理できていれば、初回の相談で担保評価の見込みまで話を進めることも可能です。整理した内容は1枚の表にまとめ、相談の場でそのまま渡せるようにしておきましょう。なお、相続の登記が済んでいない物件は、その状況も先に伝えておくことが大切です。マテリアライズのように、名義変更前の物件を扱う会社もあります。

複数社に同じ条件で見積もりを依頼する

担保評価の掛け方は会社ごとに違うため、1社の回答だけでは高いか低いかが分かりません。借入希望額・希望期間・資金使途・物件の所在地と種類を揃えた同じ条件で、2社から3社に相談しましょう。

回答は金利だけでなく、事務手数料の率と解約違約金の率まで含めて記録しておくのがおすすめです。金利・手数料率・違約金率の3つを控えておけば、そのまま総額を計算できます。

また、相談先が貸金業登録を受けているかどうかは、金融庁の登録貸金業者情報検索サービスに商号と登録番号を入れると確かめられます。登記関係の書類を渡す前に、この確認を済ませておきましょう。

資金使途を書面で説明できるようにする

何にいくら使い、どう返すのかを書面で示せると、事業計画を見て判断する会社に説明しやすくなります。例えば、セゾンファンデックスは他の金融機関からの借入が複数あっても、事業計画書を提出し、返済能力があると判断できれば融資できるとしています。つばさコーポレーションも、赤字決算や債務超過でも事業の継続性と事業計画で判断しています。

そのため、返済の原資がどの入金から出るのかを、金額と入金予定日まで入れて1枚にまとめておくことが大切です。前期が赤字の場合は、赤字の中身を一時的な費用と継続的な赤字に分けて書いておくと、説明が伝わりやすくなります。役員退職金や特別損失による一度きりの赤字であれば、その内訳表を添えると、説明の裏付けになります。

低金利の不動産担保ローンに関するよくある質問

最後に、金利や資金使途について、検討中の方からよく寄せられる質問に回答していきます。

Q. 金利が一番低いのはどこですか?

この記事の21社では、ビジネスパートナーとファンドワンの実質年率2.50%が下限として最も低い数字です。ただし、適用される利率は審査の結果で決まるため、申し込めば下限が適用されるわけではありません。事務手数料や解約違約金を含めた実質年率で比べると、順番が入れ替わる場合もあります。

Q. 事業資金にも使えますか?

商品によって分かれます。東京スター銀行のスター不動産担保ローンは、法人および個人事業主の運転資金や設備資金などの事業目的では利用できません。一方、セゾンファンデックスは運転資金・設備投資・開業資金・納税資金・ローンの組換えが利用目的となっており、アサックスは資金使途が自由です。申込の前に、商品ページの資金使途の欄を確かめましょう。

Q. 第2順位の抵当権でも借りられますか?

第2順位でも扱う会社があります。AGビジネスサポートは抵当順位不問、つばさコーポレーションは順位を問わず第2順位以下も対象で、マテリアライズは二番抵当と三番抵当も相談の対象です。セゾンファンデックスは第2順位以下の設定での融資実績を公表しています。相談の前に、先順位の残債と評価額を書き出しておくとスムーズです。

Q. 赤字決算でも申し込めますか?

申し込める会社はあります。アサックスは赤字決算・リスケ中・新設法人・開業したばかりの個人事業主でも利用できるとしています。つばさコーポレーションは赤字決算や債務超過でも事業の継続性と事業計画で判断する方針です。事業計画書と直近の試算表を用意してから申し込むと、説明の往復が減ります。

Q. 繰上返済に手数料はかかりますか?

会社によって分かれます。セゾンファンデックスは一部繰上返済の手数料が無料で、一括返済には返済元金の3.0%以内の中途解約手数料がかかります。AGビジネスサポートは支払期日前返済元金の2.00%の早期返済違約金です。

つばさコーポレーションは返済元金の0%から5.00%、マテリアライズは残元金の0%から5.0%です。ビジネスパートナーとL&Fアセットファイナンスは、繰上返済の手数料がかかりません。

低金利の不動産担保ローンを横並びで見比べるならビジネスローン比較総研

金利・事務手数料・解約違約金・返済期間を1社ずつ公式HPで開いて確かめると、21社分で半日かかることもあります。ビジネスローン比較総研の無料診断を活用すれば、希望額・必要な時期・事業形態・事業歴の4項目で最適なビジネスローン会社がわかります。

そこから各社の貸付条件を比較検討することで、候補を絞り込めます。候補が2社まで残ったら、各社へお問い合わせください。

>>低金利の不動産担保ローンを横並びで見比べるならビジネスローン比較総研

まとめ|低金利の不動産担保ローンの比べ方

低金利の不動産担保ローンは、表面の金利の順位ではなく、事務手数料と解約違約金を含めた実質年率で並べ替えると順番が変わります。この記事で比べた21社のうち、下限が最も低いのはビジネスパートナーとファンドワンの年2.50%です。事務手数料率の上限が低いのは、岡村商事とAGビジネスサポートです。

ただし、金利の順位で上位に並ぶ商品にも、東京スター銀行のスター不動産担保ローンのように事業資金を対象外とするものがあります。資金使途の欄は、金利より先に読みましょう。

そのうえで、借入希望額・期間・資金使途を揃えた同じ条件で2社から3社に相談し、回答を金利・手数料率・違約金率の3列で記録しておくのがおすすめです。この3列が揃えば、総額もそのまま計算できます。

このように、どの会社が安いのかは、金利・事務手数料・解約違約金を同じ並びで見て初めて分かります。「21社の条件を自分で表にする時間がない」「公式HPごとに書き方が違って比べにくい」「今週中に相談先を決めたい」という方は、ビジネスローン比較総研の無料診断を使ってみてください。

無料診断では4つの項目を選ぶだけで、条件に合うタイプを横並びで確認できます。候補を2社に絞ってから相談したい方は、申し込む前に一度試しておくと、相談先を決めやすくなります。

>>条件を横並びで比べるならビジネスローン比較総研

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※本記事に掲載した金利・限度額・審査スピードは各社の公式HPの掲載内容(2026年10月2日時点)です。変動金利は各社が公表する見直し時点の値で、実際の適用条件は審査の結果によって決まります。

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